ウェアプリント実演します!

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こんにちは。制作室のSです。
季節も冬となり寒さが増すばかりです。
そんなわけで社員の外作業用にベンチコートを用意することとなりましたので、今回は社名のプリント加工をご紹介したいと思います。

プリントの確認

はじめにベンチコートの素材を確認します。衣類にはさまざまな素材が使われており、その素材に適したプリント方法を決めるところから始めます。

タグにはポリエステル100%とありましたので、今回は転写プリント(DTF)で進めたいと思います。
衣類のプリントには大きく分けてシルクスクリーン印刷・ラバー転写プリント・インクジェットプリントがあり、今回の転写プリントはインクジェットプリントの一種になります。それぞれにメリットがあり、転写プリントは

  1. 版が不要のため1枚からプリントでき、デザイン違い・サイズ違いもOK
  2. 色数に制限がなく、フルカラーでプリントが可能
  3. インク部分のみ生地に残るため、小さい文字等もフチなし仕上げ

と小回りが効きつつ、デザインの幅も広いという素敵なプリントです。

シートの作成

まずプリンターで専用のフィルムにプリントをします。
このインク部分にパウダーを振りかけ接着面を作り、転写シートが出来上がります。

転写

シートがでましたので、いよいよベンチコートに転写しましょう。
先ほど作成したシートを対象物に配置し熱プレス機で圧着することで、シートにプリントされたインクだけを転写させます。

シートを剥がすとインク部分のみ転写されています。
再度プレスをして仕上げの定着をします。

完成

いかがでしたでしょうか。
名前やイラストなど、アイテムにオリジナルのプリントをしたものは思った以上に愛着が湧くものです。
今回製作したベンチコートのほかにも、Tシャツやブルゾン・トートバッグや法被etc..幅広いアイテムに対応可能です。
株式会社波デザインでは、デザインから製作まで一貫して行えるのでお客さまの意向が製品に反映されやすいのが特徴です。
オリジナル製品をお考えの企業様や各種団体様のチームTシャツ、個人の方の小ロット製作も対応可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。